仕事のやらかし

仕事でやらかした!どう対処したらいい?

2022/06/07 仕事のやらかし

仕事でやらかした!というような失敗をしてしまったら落ち込みますよね。仕事でやらかしたらどうなるのか、失敗から立ち直るにはどうしたらいいのかを実際のやらかしエピソード交えてご紹介します。

仕事でやらかしたらどうなる?クビ?

仕事をミスをしてしまったからクビとなるケースはほとんどありません。しかし、「会社に故意に損害を与えようとした」「犯罪行為をした」「普通解雇・懲戒解雇に相当すると判断された場合」「会社の経営不振」の場合はクビになる可能性があります。

 

上記の例をのぞいては簡単にクビになることはありません。というのも、クビにすることは会社にとってもリスクがあるからです。

労働契約法第16条には「社会通念上相当と認められない場合は、労働者を辞めさせることはできません」と定めがあります。つまり、客観的に合理的な理由がない限りは使用者から一方的に労働契約の終了を行えるわけではないのです。「ミスが多い」や「成績の不良」といった理由で解雇した場合、社員への教育が足りていない会社の落ち度もあると考えられるため、会社側は損害賠償を請求されるケースもあるのです。

また、労働基準法第一章第20条より

「労働者を解雇する場合は30日前に予告をしていなけれならない」

「解雇予告がない場合は30日分以上の給料を支払う義務がある」と定められているため、いきなりクビになることはまずないと言って良いでしょう。

今だから言える!?社長のやらかした失敗事例!

バイトや社員だけでなく、会社で一番偉い社長も仕事でやらかしてしまうことがあります。自分だけでなく、みんな仕事で失敗していると知ると心が軽くなりますよね。

普段なかなか聞くことのできない、社長のやらかしエピソードを紹介します。

 

打合せをすっぽかしお客さんに激怒された

 

本文はこちら「失敗①起業後の失敗『さすがに真面目に働こうとおもった』」

樋口社長の失敗談

「働くことはあまり好きではなかった」と語る樋口社長。独立した当初、お客さんから激怒されたことがあるそうですが、それが心を入れ替えたきっかけになったとか。

社会人1年目で独立して、ホームページの仕事をしていました。お客さんとの打ち合わせが入っていましたが、テレビ番組を友達と見ていて打ち合わせをすっぽかしてしまいました。

当然、お客さんに激怒されました。直接お客さんに伺い謝罪をしてせっかく取れた契約もその場で解消することに。

帰り道に「ただでさえ起業したてで仕事もないのに、俺なにやってんだろうな。真面目に働こう」と反省したそうです。新卒で入社した会社が潰れたことをきっかけに「じゃあ、なんかやるか」という気持ちで起業したため、どこか仕事に対して甘えがあったんだろうなと気づいたそうです。それをきっかけに真面目に働き始めました。

 

働くことを甘く考えてきたが手に職をつけることが自分を見つめなおす機会に

本文はこちら「『働く』を甘く考えていたサラリーマン時代」

田尻社長の失敗談

10代で土建屋に就職した時は、無断欠勤や1か月に2日しか出勤しなかったりと「働く」ことをなめていたという。

当時の社長はすごく厳しかったですが、今考えてみると「こいつは若いし遊びたいやろな」と優しい気持ちである程度大目にみてくれてたと気付いたそうです。

働き始めた当時は「辞めたい」とも思っていたし、もっと簡単で楽にお金が入る仕事はないかなと考えていたという田尻社長ですが、大工として働くようになった36歳の時に、自分本位ではなくお客さんに「立ててもらった家で幸せに暮らしてます」と言ってもらえるような仕事がしたいと思って起業。

起業した時は失敗して怒られる責任も全部自分で受け止めようと思えるようになったため、働き始めた当初とはだいぶ考えが変わったと語ってくれました。

 

プレゼン中に笑い声が……失敗は恐れなくてもいい

本文はこちら「プレゼンでの失敗:なんか笑われてると思ったら言葉を間違えてた」

伊藤社長の失敗談

新事業のプレゼンであるやらかしをしてしまった伊藤社長。しかし、そのおかげでプレゼン後には多くの人に声をかけられたそうです。

当時、会社の新しい事業をするためにピッチイベントで投資家の人たちにプレゼンテーションをすることに。

プレゼンに使っていたパワーポイントに誤字があったせいで、プレゼン中に笑い声が聞こえてきたそうです。

そのプレゼンの内容がおもしろくて笑っていたのか誤字で笑われていたのかは当時はわからなかったらしいのですが、プレゼン終了後にはたくさんの人が声をかけに来てくれて、色んな人を紹介してもらって人脈が広がった経験が。

新卒や、入社したての方は失敗を恥ずかしがりますが、失敗が逆に相手に印象付けて覚えてもらえたりすることもあります。失敗もなく可もなく不可もなくプレゼンをするより、どこか尖ってる方が成果出やすいなと気付いたそうです。

 

仕事でやらかしたときに取るべき行動とは?

このように、仕事において大小様々なやらかしをしてしまうことは誰にとっても日常茶飯事であることがわかりました。とはいえ、自分がやらかしてしまうとすごく焦り、不安になってしまいますよね。

やらかしてしまった時はどのような行動を取ればリカバリーできるのでしょうか?

 

①失敗を認めて謝る

もし誰かに迷惑がかかるような失敗であった場合、即座に謝る必要があるでしょう。自分がしてしまった失敗を認め、まずは素直に謝りましょう。

 

②冷静になる

「やらかした!失敗した!」と思っても後から考えたら大したことなかったという経験はありませんか?自分以外に迷惑が及ぶ場合は謝罪などする必要がありますが、自分が恥ずかしい思いをしたり間違ってしまったなどの場合は、案外周りのひとは気にしていないものです。あたふたするのではなく、一度冷静になってなぜ失敗してしまったのかを冷静に見直しましょう。

 

③すぐに報告する

仕事上で失敗したことであれば、会社にすぐに報告をした方が良いでしょう。ありのままに報告し、次の指示を仰いだり、迷惑をかけてしまった人に謝罪するなどの対応を出来るだけはやく行うことが重要です。

 

④失敗から改善点を見つける

なぜ失敗が起きたのかを振り返り、今後同じ失敗を繰り返さないように対処法を考えましょう。失敗をしたことをそのままにしないで、原因を突き止めて改善していくことで今後の自分の成長にも繋がります。

 

失敗からの立ち直り方!

失敗は決して悪いことではありません。しかし、失敗してしまった直後はなかなかすぐに立ち直れないですよね。

やらかしたときは「こんな自分なんて…」など、周りの人が完璧に見えてしまうかもしれません。しかし、実際には同じようなやらかしをしている人がいるものです。同じようなやらかしをした人がどうやって立ち直ったのか、どう対処したのかを知ることで心が軽くなるかもしれません。このサイトには経営者の失敗談を取材した記事が掲載されています。「失敗した!やらかした、どうしよう」と悩んだ時は社長たちの数々の失敗談を見てみてください。

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