仕事のやらかし

仕事で失敗した!どうしたら失敗を減らせるの?体験談もお話します

2022/06/20 仕事のやらかし

仕事で失敗してしまった時は落ち込むものですよね。この記事ではどうしたら失敗を減らすことができるのか、失敗しがちな人の特徴をご紹介。経営者のしてきた失敗体験談からどう対処してきたのかをお話しますので、失敗をしてしまった時の参考にしてください。

仕事でミスをしてしまう人の特徴

経験が浅い

入社したばかりの業界や職種が未経験の場合は知識やスキルが少ないため失敗に繋がってしまうことがあります。仕事にまだ慣れていない状態では、慎重にしていても「知らなかった」や「わからなかった」と思いがけずミスをしてしまうこともあるでしょう。

 

責任感がない

自分が任された仕事に対して仕事の重要性に気付いていない人は失敗してしまうことがあります。誰かが責任を取ってくれるだろうという考え方や、このくらいでいいやと手を抜いて仕事をしていると、認識に間違いがあったり納期が守れなかったりと他人に迷惑をかけてしまうことになりかねません。

 

コミュニケーションを好まない

コミュニケーションを取っていないことで業務の理解をしっかりとできていないまま、業務を進めてしまったり、分からないことを分からないと言い出せなかったりすることでミスに繋がってしまいます。

 

失敗を反省しない

失敗すること自体は悪いことではありません。しかし、なぜ失敗してしまったのか原因を突き止め改善するためにはどうしたらいいのかを考えていないと、同じ失敗を繰り返してしまう原因となります。

 

失敗を必要以上に落ち込む

失敗をしてしまったら誰しも落ち込むものです。そのまま落ち込んだままでいることで目の前の仕事に手がつかなかったり、考え事をしてしまってさらに失敗をくりかえしてしまう原因になります。失敗してしまったこと自体は変えられません。気持ちを切り替えて失敗をあとに引きづらないようにすることも重要なのです。

 

仕事でミスをしてしまう人の特徴を挙げましたが、単調な仕事や長時間労働で休みがないなどで疲れているとうっかりとミスをしてしまうこともあります。

失敗を減らすために

できることなら失敗はしたくないものですよね。では、失敗をしないために日ごろから気を付けるべきことはどんなことでしょうか?

 

分からないことは必ず聞く

分からないことがある場合は自分で判断をして業務を進めるのではなく、その都度質問するようにしましょう。相手が忙しそうな場合は質問をすることで手を止めてしまうのではないかと思ってしまうかもしれません。または、こんな質問をしたら仕事ができないと思われるのではないかと質問をするのを辞めておこうと考えてしまうかもしれません。しかし、疑問や理解できなかったことは素直に聞き業務を進めていくようにしましょう。

 

職場の上司や先輩、同僚の失敗から対処法を学ぶ

周りの人の失敗や対処法を聞いておくことで、自分が失敗したときにどう対処したらいいのかの参考になるでしょう。

また、周囲の人の失敗を聞くことで「自分だけじゃないんだ」と勇気をもらえます。

 

それでも些細なミスを繰り返してしまう時は

 

休息をとる

普段はしないようなミスが続いている場合は、疲れが原因かもしれません。自分でも知らないうちにストレスや疲れがたまってしまっていることもあります。休日は好きなことをして過ごしたりリラックスをしてしっかりと休みましょう。心身ともに休息を取ることができればまた前向きな気持ちで仕事に取り組むことができるでしょう。

 

部署の異動を申し出る

人には「適材適所」があります。失敗を繰り返してしまうのは、やっている業務が自分に合っていない可能性もあります。部署がかわれば業務内容も変わり、自分に合っている仕事に気付けるかもしれません。

 

転職を考える

失敗続きで上司から責められる。またそれが原因で失敗してしまうなど負の連鎖が起きてしまっている状況であれば職場環境を変えることを視野に入れてみることもいいかもしれません。失敗を改善しようとしても上手くいかない場合は職場と適性が合っていない可能性もあります。改めて自分のやりたいことや方向性を見つめなおし、新しい職場に行くことで失敗続きという状況を改善できることもあります。

【体験談】経営者がしてきた失敗

経営者といわれると「仕事ができる」「完璧にこなす優秀な人」というイメージがあるかもしれませんが、経営者も今までに仕事で失敗してきるんです。ここからはどんな失敗をして乗り越えてきたのか体験談をご紹介します。

関口千恵代表の失敗談「自分の失敗を素直に認められなかった」

 

コンサルティングファームの人事組織専門のチームに転職しました。新卒入社している方もいる中で関口代表はゼロからのスタート。年下の方よりも仕事ができないことがあったそうです。

 

さらに、作った資料に対し上司から改善した方が良い部分を指摘された時に、「私はこういう風に考えました」と言ってしまい素直に受け入れられない面もありました。

そういう部分が自身の成長を邪魔をしてしまい、結果的になかなか昇進できなくて悔しい思いをしたんだとか。

 

当時は、「私は頑張っているのに全然評価されない」と思っていたと語ってくれました。素直になれない自分が変わったきっかけは「誰かに認めてもらうのではなくて、自分自身を認めたらいいんじゃない?」という言葉だったそうです。その言葉を聞いて、自分の認めてもらいたい形で認められなくても、自分の中で頑張ったと思えているならいいじゃないかと前向きになりました。

その後、管理職になった時に過去の自分と同じように頑張っているのに昇進出来ていない人がいたそうです。自分の経験からその人のことを理解し、陰ながらアドバイスをすることでその人も良い方向に変わったようです。

 

同じ失敗をしているからこそ、管理職という人のマネジメントに携わるようになった時にその人の役にたてたんですね。

 

鳥澤 謙一郎 社長の失敗談「営業のノルマ達成が目的となっていた」

 

営業として働いていた時に、目の前の数字達成が目的となってしまい、数字マシーンと化していたと振り返るのは鳥澤社長。

なぜこのサービスがお客様にとって必要なのかの目的がなかったので、多少お客様にうまいこといったりして契約を取ることも……

サラリーマンだから多少の義務はあるものの、それが行き過ぎてしまうと「しなければならない」と思ってしまうのではないでしょうか。

仕事をやりたくない・嫌いと思ってしまう人の多くは「しなければならない」と考えてしまって、目的や意義を忘れてしまっていると鳥澤社長は語ってくれました。

 

現在は経営者としてコミュニケーションサービス事業をしている鳥澤社長。仕事への目的ではなく義務だけで動いてしまっていた経験から、現在は働く人一人ひとりの夢やありたい姿を大切にしているそうです。夢や目標があれば仕事も自分事になるので仕事を辛いと思うことが減ると語ってくれました。

 

仕事が辛いと感じている人は、自分のなりたい姿や目的を少し立ち止まって考え直してみるといいかもしれないですね。

 

まとめ

仕事で失敗してしまった時は原因を探り改善していくことが大事です。しかし、失敗してしまったからと焦る必要はなく、時には休息して立ち止まって見ることも必要です。経営者たちの失敗談をご紹介したように仕事で失敗したことのない人はいません。ほかにも失敗談がたくさん掲載されているのでのぞいてみてください。

「社長、失敗談を教えてください‼」

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